購入制限の多くは「個数」を数えます。1 顧客 3 点まで、1 注文 1 点まで、1 日 10 件まで。しかし、数えられない制約もあります。物理的な制約です。
一律料金の配送箱は 40 lb が上限で、それが重い商品 1 点か軽い商品 12 点かは関係ありません。シングルオリジンのロットは 200 kg で、20 人ではなく 200 人に届ける必要があります。規制対象の商品はグラムで管理されるため、個数の上限では単位そのものが合っていません。
こうした場合は重量で制限する必要があります。しかも、カート単位ではなく複数の注文をまたいでです。
手短な答え:Shopify で重量による購入上限を設定するには
Shopify の標準機能ではできません。 組み込みの制限は 1 つのカート内の商品ごとの上限で、重量は測れず、複数の注文にまたがって購入者を追跡することもできません。OrderRules では、合計重量タイプの顧客制限を追加し、上限を lb・kg・oz・g で設定し、範囲(ストア全体・商品単位・コレクション単位)と期間(ローリング 30 日を含む)を選びます。重量は各商品に設定済みの Shopify の重量を使い、上限は Shopify の標準チェックアウトで適用されます。
カート単位の制限が機能しない理由
このつまずき方は明確に書いておく価値があります。そもそもアプリを探し始める理由がこれだからです。
カート単位の制限: 1 注文あたり 40 lb まで
顧客が注文 1 を実行: 40 lb -- 許可
顧客が注文 2 を実行: 40 lb -- 許可
顧客が注文 3 を実行: 40 lb -- 許可
カート単位の制限は、2 回クリックする意思がある人にとっては単なる目安です。顧客単位の制限は、期間内のすべての注文を数えます。
顧客単位の制限: 1 顧客あたり 40 lb、ローリング 30 日
注文 1(3/3): 25 lb -- OK(40 中 25 使用)
注文 2(3/9): 20 lb -- ブロック(45 lb に達するため)
注文 2(修正後): 15 lb -- OK(40 中 40 使用)
4/3: 3/3 の注文が対象期間から外れ、25 lb が再び利用可能に
これが機能するには、注文が個人に紐づいている必要があります。ログイン必須の設定を有効にし、匿名のゲストチェックアウトではなく顧客アカウントに紐づくようにしてください。
重量が適切なルールになる 3 つの場面
一律料金の配送予算。 梱包資材や配送業者との契約に上限があります。ストア全体の重量上限を設ければ、商品の組み合わせにかかわらず、顧客の注文合計を実際に発送する箱の範囲に収められます。
公平な配分。 焙煎業者が 1 年に受け取るあるロットが 200 kg。熱心な顧客 10 人が 1 週間でその 3 分の 1 を持って行くこともあり得ます。シングルオリジンのコレクションに 1 顧客 5 kg の上限を設ければ、1 時間での完売がシーズンを通じた販売に変わります。しかも注文を手作業で調整する必要はありません。
重量で管理される規制対象カテゴリ。 法令や規則上の上限が個数ではなくグラムやポンドで書かれている場合、数量の上限では測る単位が違います。ルールが書かれている単位で制限してください。
範囲:上限が実際にカバーすべきもの
| 範囲 | 集計対象 | 適した場面 |
|---|---|---|
| ストア全体 | 顧客が購入したすべての商品 | 制約が配送・梱包・作業量にある場合 |
| 商品単位 | 顧客の全注文における 1 商品 | 重量のある商品、配分対象の商品 |
| コレクション単位 | コレクション内のすべての商品 | 制約がカテゴリにある場合(配分ロット、規制対象グループ) |
見落とされがちなのがコレクション単位です。12 種類のコーヒーに商品単位で 5 kg の上限を設けると、1 人の購入者が 60 kg 買えてしまいます。コレクションに 5 kg の上限を設ければ、どの銘柄を選んでも合計 5 kg で止まります。
ローリング 30 日と暦月の違い
この違いは、聞こえる以上に重要です。
月次の制限は毎月 1 日に全員分が一斉にリセットされます。31 日に 40 lb を使い切った顧客が、翌 1 日にさらに 40 lb を購入できます。2 日間で 2 回分であり、まさに公平配分のルールが防ごうとしている挙動です。
ローリング 30 日はチェックアウト時点からさかのぼって数えます。各注文は注文日から 30 日経つと対象外になるため、枠は徐々に回復し、月替わりの抜け道は生まれません。
目安として、クォータやレポート用途には暦の期間を、公平さのためにはローリング期間を選んでください。
設定手順
- Shopify で商品の重量を監査する。 ここが飛ばされがちです。重量が未設定のバリエーションはゼロとして扱われ、上限をそのまま通過します。
- 「顧客制限」→「顧客制限を追加」を開く
- 制限タイプで「合計重量」を選ぶ
- 上限値を入力し、単位(lb・kg・oz・g)を選ぶ
- 範囲を選ぶ — ストア全体、商品、コレクション
- 期間を選ぶ — ローリング 30 日、日次、週次、月次、生涯
- 保存
単位は自動換算されるため、40 lb のルールは 450 g の商品とも正しく比較されます。チームが普段使っている単位でルールを設定してください。
詳しくは重量ベースの顧客制限をご覧ください。
お客様に表示される内容
説明のないブロックは「壊れたストア」に見えます。ログイン済みの購入者には、商品ページで残りの枠が表示されます。
「今月はあと 15 lb 追加できます」
上限を超える場合は、チェックアウトで次のように表示されます。
「この注文は月あたり 40 lb の上限を超えます(注文済み:25 lb)。」
これらのメッセージはすべてカスタマイズでき、購入者には自動的にご自身の言語で表示されます。数量の限られた商品を複数の市場に配分する場合には特に重要です。
重量と数量の併用
2 つのルールは同時に機能し、先に達した方でチェックアウトがブロックされます。実際の制約が 2 つの軸を持つ場合に有効です。
重量制限: 1 顧客あたり月 40 lb (箱の制約)
数量制限: 1 顧客あたり月 6 点 (公平なアクセス)
軽い商品 6 点、合計 12 lb -- 7 点目は数量上限でブロック
重い商品 2 点、合計 40 lb -- 3 点目は重量上限でブロック
次に読む
- 重量ベースの顧客制限 — 設定の全体像、範囲、単位
- 制限期間 — ローリング期間と暦の期間
- 顧客ごとの数量制限 — 個数ベースの対になるルール
重量制限は月額 9.99 ドルの Pro プランに含まれ、どの Shopify プランでも標準チェックアウトで適用されます。14 日間の無料トライアルがあるので、まずは自社のカタログで試せます。いつもどおり、重量が未設定のバリエーションの確認から始めてください。