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ガイド

食品・ベーカリー向けShopify配送日ピッカー:締め切り、リードタイム、1日の上限(2026年版)

Jahangir Alam2026年10月24日2026年10月24日に事実確認済み19 min read

食品店が配送日ピッカーに求めることは 4 つあります。

  1. 最後のバッチに合わせた締め切り。 当日または翌日で、焼成や梱包を止める時刻に締め切ります。
  2. 商品ごとの準備期間。 パンは明日、カスタムケーキは 3 日後、ケータリングのトレイは 1 週間後。
  3. 1日あたりの上限。 注文数、時間帯、そしてオーブンや冷蔵庫が限界を決める商品ごとに設けます。
  4. チェックアウトで強制される日付。 そうしないと、Shop Pay の注文が日付なし、または休業日の日付で入ってきます。

ほとんどの日付ピッカーは 1 つ目だけを備えて終わりです。残りの 3 つが、25 件しか作れない日に 40 件の注文を受けてしまう事態を防ぎます。このガイドでは各設定を説明したうえで、架空のベーカリーを最初から最後まで設定します。

食品の配送が他より難しい理由

Tシャツは明日出しても来週出しても構いません。食品には作る日があり、おいしく食べられる期限があり、作れる量に限りのある厨房があります。

一般的なストア食品・ベーカリーのストア
準備期間全商品共通商品によって異なる
締め切り営業日の終わり最後のバッチを仕込む時刻
生産能力ほとんど問題にならないオーブン、冷蔵庫、ドライバー
日付の間違い荷物が遅れる食品の廃棄、またはケーキのないパーティー
何日先まで数か月数日

最後の行も重要です。焼きたてのパンを 6 週間先まで予約できるようにすると、忘れてしまう注文を招きます。Max days ahead(受付期間の最大日数)は、実際に計画を立てている期間に合わせましょう。生鮮食品なら 7〜14 日で十分なことがほとんどです。

当日・翌日の締め切り

締め切りとリードタイムは連動して働きます。お客様が選べる最短の日付は、今日 + リードタイム、さらに締め切り時刻以降の注文なら + 1 日です。

設定リードタイム締め切り9:30 の注文15:00 の注文
当日対応のベーカリー0 日10:00今日明日
翌日対応のベーカリー1 日16:00明日明日
翌日対応、早めの締め切り1 日12:00明日明後日
ミールプレップ、2 日前までの注文2 日18:002 日後2 日後

締め切りは、バッチが焼き上がる時刻ではなく、仕込みを予定している時刻に設定してください。当日用のサワードウを 11:00 に窯入れするなら、10:00 の締め切りで準備に 1 時間の余裕が残ります。

知っておきたい点が 2 つあります。

  • 締め切りは、お客様のタイムゾーンではなく、ストアのタイムゾーンで判定されます。
  • リードタイムは暦日で数えます。 休業の月曜日が 1 日分加算されることはありません。月曜日に何も焼かないなら、月曜日を配送不可日にするか、丸 1 営業日の準備が必要な商品にはより長いリードタイムを設定してください。締め切り時間のガイドで、さらに細かいケースを解説しています。

商品ごとに異なる準備期間

パンとウェディングケーキが同じリードタイムである必要はありません。OrderRules では、各配送可能日ルールに Applies to(適用対象)の設定があり、ストア全体、商品、コレクション、タグ付きの商品から選べます。複数のルールが該当する場合は、最も具体的なものが優先されます。商品、コレクション、タグ、ストア全体の順です。

典型的なベーカリーでは、次の 3 つのルールに落ち着きます。

  • ストア全体: リードタイム 1 日、締め切り 16:00、火曜〜土曜。
  • コレクション「Celebration cakes」: リードタイム 3 日、締め切り 18:00。
  • タグ「catering」: リードタイム 7 日、配送は月曜〜金曜のみ。

混在したカート。 カートで注文全体に 1 つの日付を選ぶ場合、ピッカーにはすべての商品が対応できる日付だけが表示されます。翌日準備のパンと、3 日前準備のケーキが入っていれば、注文全体が 3 日後以降になります。一方、商品ページで選んだ日付はその商品に紐づくので、同じ注文でもパンは明日、ケーキは土曜日に受け取れます。それが 2 回の配送になるかどうかは配送の運用次第なので、どちらのピッカー配置を提供するかを決めてください。詳しくは適用範囲のドキュメントをご覧ください。

各日の上限を、作れる量に合わせる

食品店では、お客様が尽きるより先に、オーブンや冷蔵庫やドライバーが尽きます。上限は 3 種類あり、重ねて使えます。

上限設定場所用途
お届け日ごとの注文数Delivery date behavior(お届け日の動作)→ Maximum orders per delivery dateドライバーや梱包台の都合:1 日の配送先の合計
時間帯ごとの注文数Time slot templates(時間帯テンプレート)→ 各枠の Cap/day8 回しか埋められない 9〜11 時の枠
日付ごとの 1 商品の数量商品の 1 日の上限(配送日ベースでカウント)カスタムケーキ 12 個、サワードウ 40 個

3 つ目は、多くの日付ピッカーにない上限です。通常の 1 日の上限は、注文が入った日で数えます。ベーカリーにとってそれは誤った日です。同じ土曜日向けに 1 週間にわたって入った 12 件の注文は、すべて土曜日のオーブンにかかります。配送日で数えれば、「1 日 12 個」は、いつ注文されたかに関係なく、配送日または受け取り日ごとに 12 個という意味になります。お客様は日付を選ぶ際に残りの数を確認でき、満枠の日は選べなくなります。考え方は注文日と配送日の違いで解説しています。

各上限はすべての日付に共通の 1 つの数値です。日付別の上書きはないため、バレンタインデーやクリスマス週にスタッフを増やす場合は、その週の前に手動で上限を引き上げ、終わったら戻してください。

ほぼ同時に 2 件のチェックアウトが行われると、残りが 1 件でも両方が通る場合があります。上限は、めったに超えない天井として考え、保証とは考えないでください。

配送日、休業日、祝日

  • 曜日。 各ルールで、配送する曜日だけにチェックを入れます。火曜〜土曜営業のベーカリーなら、日曜と月曜のチェックを外します。
  • 配送不可日。 営業していても配送できない日を追加します。マーケットの日やスタッフ研修の日などです。
  • 祝日。 祝日カレンダーで祝日にストアを閉め、Copy store holidays(店舗の休日をコピー)でそれらの日を配送不可日に取り込みます。この 2 つは別のリストなので、コピーするまでは、休業日が配送を止めることはありません。クリスマスの繁忙期については、祝日のカットオフと配送不可日をご覧ください。

カウンターでの受け取り

食品店の多くは、配送よりも受け取りのほうがよく売れます。OrderRules では、受け取り場所ごとに独自のスケジュールを設定でき、リードタイム、締め切り、配送不可日、そして独自の Cap/day を持つ時間帯を指定できます。そのため、配送は 1 日前の注文が必要でも、カウンターは当日対応のままにできます。受け取りの選択は注文全体に適用されます。設定方法は Shopify の受け取りスケジュールのガイド、サイズの決め方は1 枠あたり何件の受け取りかで解説しています。

チェックアウトで日付を確実に守る

食品店がお金を失うのはここです。商品ページやカートページのピッカーは、お客様がそのページを通った場合にしか機能しません。Shop Pay、Apple Pay、チェックアウトへの直接リンクはカートを経由しないため、ウィジェットだけのピッカーでは、日付なしの注文や、グレーアウトしておきたかった日付の注文がそのまま通ってしまいます。

OrderRules は、Shopify Functions を使ってチェックアウトで注文をもう一度確認します。

  • Require a delivery date at checkout にチェックを入れていれば、日付のない注文は確定できません。
  • 締め切りを過ぎた日付、配送不可日、すでに満枠の日付を選ぶと、別の日付を選ぶよう求めるわかりやすいメッセージが表示されます。
  • 商品の 1 日の上限は、カート全体に対してチェックされます。上限 50 個に対して 60 個のパンを注文しても、ブロックされます。

このチェックはどの Shopify プランでも機能します。チェックアウトページ上のピッカーは別物で、Shopify Plus が必要です。Plus でない場合、お客様は商品ページまたはカートページで日付を選び、チェックアウトがその日付を強制します。両方についてはチェックアウトの配送日ドキュメントをご覧ください。

実例:オーブン 2 台のベーカリー

実在のお客様ではなく、複合的な例です。 あるベーカリーが、パン、ペストリー、カスタムケーキを地域配送とカウンター受け取りで販売しています。オーブンは 2 台、ドライバーは 1 人で、日曜と月曜は休みです。

設定値理由
ストア全体のルールリードタイム 1 日、締め切り 16:00、火〜土、Max days ahead 10パンは配送当日の朝に焼く
「Celebration cakes」コレクションのルールリードタイム 3 日、締め切り 18:00デコレーションに 2 日かかる
カウンター受け取りリードタイム 0 日、締め切り 10:00、枠は 12〜14 時と 14〜17 時、Cap/day は各 15朝に焼いたパンを当日提供
Maximum orders per delivery date30ドライバー 1 人、ルート 1 つ
配送の時間帯テンプレート8〜11 時と 11〜14 時、Cap/day は各 15バンの 2 周分
カスタムケーキの 1 日の上限(配送日ベース)122 人が 1 日にデコレーションできる数
配送不可日店舗の休日をコピー、加えてマーケット開催週の土曜日その日はバンが出せない
Require a delivery date at checkoutオンShop Pay の注文にも日付が入る

忙しい週末には、次のようになります。

  • 金曜 15:30。 あるお客様がパンの配送を注文します。16:00 の締め切り前なので、土曜日はまだ予約できます。
  • 金曜 16:15。 次のお客様が選べる最短の日付は火曜日です。日曜と月曜は休みだからです。
  • 土曜のケーキ。 土曜日の 12 個目のカスタムケーキで、その日は満枠になります。13 人目のお客様には土曜日がグレーアウトして表示され、返金対応になることなく火曜日を選びます。
  • カウンター受け取り。 当日の受け取りは毎朝 10:00 まで受け付けられ、それ以降は翌日に回ります。

食品店はどのアプリを使うべきか

日付ピッカーだけが必要なら、良い選択肢はあります。Pickeasy と Zapiet は長年のレビューの蓄積があり、Flare は $15 のプランでチェックアウトの検証ルールを提供しています。配送日ピッカーの比較記事では、10 個のアプリを価格と、日付がチェックアウトまで守られるかどうかで比べています。

OrderRules が向いているのは、日付が、強制したい複数のルールの 1 つである場合です。配送日、時間帯の上限、商品ごとの準備期間、生産上限が、営業時間、1日の注文上限、顧客ごとの購入制限と同じアプリに入っています。配送機能は Advanced プラン(月額 $19.99) で利用できます。

配送エリア、送料、最低注文金額には、Shopify 標準のローカルデリバリー設定を使ってください。ローカルデリバリーのガイドで手順を解説しています。ケーキなどの受注生産商品については、受注生産のリードタイムと生産上限をご覧ください。

OrderRules にできないこと

インストール後に気づくより、ここで知っていただくほうがよいので、先にお伝えします。

  • 即時・オンデマンド注文には非対応。 日付と時間帯をスケジュールするものです。「30 分で受け取れます」のようなレストラン型の注文には Zapiet Eats を検討してください。トレードオフはレストラン向けアプリスタックで解説しています。
  • 郵便番号や配送エリアごとのルールはなし。 ルールは商品、コレクション、タグで絞り込みます。配送先の制限は、Shopify のローカルデリバリー設定で行ってください。
  • スケジュール設定された上限はなし。 すべての上限は、全日共通の 1 つの数値です。繁忙週には手動で変更してください。
  • メニュー注文やテーブル注文はなし。 レストランの POS ではありません。

セットアップチェックリスト

  • 配送する曜日と、7〜14 日の Max days ahead を設定したストア全体のルール
  • 最後のバッチに合わせたリードタイムと締め切り
  • より長い準備期間が必要な商品グループごとの専用ルール
  • ドライバーが対応できる数に合わせた Maximum orders per delivery date
  • 各時間帯の Cap/day
  • 1回の製造数が決まっている商品への、配送日ベースの 1 日の上限
  • 店舗の休日を配送不可日にコピー
  • Require a delivery date at checkout にチェック
  • ストアフロントでのテスト注文、続けて Shop Pay でのテスト

ベーカリー向けOrderRules:できること、できないこと · 配送機能を見る · OrderRules をインストール

よくある質問

食品店に最適なのは、日付をチェックアウトで強制し、各日の上限を作れる量に合わせられるピッカーです。当日・翌日の締め切り、商品ごとに異なるリードタイム、配送日と時間帯ごとの上限を備えているか確認しましょう。OrderRules は Advanced プラン(月額 $19.99)でそのすべてに対応し、どの Shopify プランでもチェックアウトで日付を確認します。Pickeasy、Zapiet、Flare も優れた日付ピッカーです。配送日ピッカーの比較記事で比べてみてください。

リードタイムを 0 日にし、締め切りを最後の当日バッチを予定している時刻(たとえば 10:00)に設定します。10:00 より前の注文は今日を指定でき、10:00 以降の注文は明日からになります。翌日のみにしたい場合は、リードタイムを 1 日にして締め切りはそのままにします。そうすると、締め切り後の注文は明後日以降の予約になります。

はい。商品、コレクション、タグ付きの商品ごとに、より長いリードタイム(カスタムケーキなら 3 日など)を設定した専用の配送可能日ルールを作れます。カートで注文全体に 1 つの日付を選ぶ場合、ピッカーには全商品が対応できる日付だけが表示されます。そのため、準備に 3 日かかるケーキが入っていれば、注文全体が 3 日後以降になります。商品ページで選んだ日付は、その商品だけに適用されます。

Advanced プランで、ケーキ商品に1日の上限を設定し、配送日ベースでカウントします。たとえば 1 日 12 個なら、いつ注文されたかに関係なく、配送日または受け取り日ごとに 12 個までという意味です。お客様は日付を選ぶ際に残りの数を確認でき、満枠の日は予約できません。各上限はすべての日付に共通の 1 つの数値なので、忙しい週の前には手動で引き上げてください。

カートページにしかないピッカーでは、できてしまいます。Shop Pay、Apple Pay、チェックアウトへの直接リンクはカートを経由しないためです。OrderRules は Shopify Functions を使い、チェックアウトで日付をもう一度確認します。**Require a delivery date at checkout** にチェックを入れていれば、有効な日付のない注文は確定できません。チェックアウトページ上のピッカーには Shopify Plus が必要ですが、このチェック自体はどのプランでも機能します。

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