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ガイド

「発送予定日」「配送予定日」「お届け予定日」「着荷予定日」の違いとは?

Jahangir Alam2026年8月28日10 min read
Arrives Jul 10 – Jul 11

日本のECでは、英語の「delivery date」にあたる言葉が4つ使われています。これらは同義語ではなく、取り違えると配送に関する問い合わせの原因になります。

ひとつだけ覚えるなら、これです。発送予定日は「商品が手元を離れる日」、お届け予定日は「お客様に届く日」。 残りは細部の違いです。

手短な答え:4つの用語の違い

用語読み文字どおりの意味実際に指すもの主に見かける場所
発送予定日はっそうよていび発送する予定の日ストアが配送業者に荷物を渡す日注文確認メール、管理画面
配送予定日はいそうよていび輸送する予定の日荷物が配達に回される見込みの日業者の追跡画面、ストアフロント
お届け予定日おとどけよていびお届けする予定の日お客様のもとに届く日通販サイト、業者の追跡画面
着荷予定日ちゃっかよていび荷が着く予定の日お届け予定日と同義(BtoB表現)請求書、発注書、卸の書類

ストアフロントで重要になるのは発送予定日お届け予定日の2つで、その間にあるのが配送日数です。

発送予定日とは — 出荷される日

発送予定日は、荷物がストアを出る日です。これは自社の運用についての事実であり、製造・ピッキングにかかる時間、注文の締め時間、出荷スケジュールで決まります。配送業者がそこから何日かかるかについては、何も語っていません。

注文日:        月曜日
出荷準備:      1営業日
発送予定日:    火曜日          ← 荷物がストアを出る
配送日数:      1〜3日
お届け予定日:  水曜日〜金曜日   ← お客様に届く

「火曜日に出荷します」という情報そのものが役に立つ注文確認メールでは、この表記が適切です。一方、商品ページには向きません。発送予定日を到着日だと読んだお客様は、実際より2〜3日早く届くと考えてしまい、もともと届く予定のなかった日に「まだ届かない」と問い合わせることになります。

配送予定日とは — 配達に回される日

配送予定日は4つのなかで最もあいまいな言葉です。「配送」は業者が荷物を運ぶ区間を指すため、配送予定日は厳密には「配達に回される見込みの日」を意味します。

ただし実務上、日本のECではお届け予定日とほぼ同じ意味で使われており、多くのお客様も同じものとして読んでいます。ストアフロントの表記を選ぶのであれば、誤解の少ないお届け予定日をおすすめします。

お届け予定日とは — お客様に届く日

お届け予定日は、荷物がお客様のもとに届く日です。お客様が実際に知りたいのはこれであり、商品ページやカートに載せるべきはこの表記です。

これは約束ではなく見込みです。出荷準備期間に配送日数を足し、営業日以外を除いて算出します。日本のお客様は範囲での表示を受け入れてくださいます。「7月10日〜7月11日」は誠実に映りますが、断定した1日が外れると、約束を破られたと受け取られます。

着荷予定日とは — BtoBで使われる表現

着荷予定日はお届け予定日と同じ「荷物が到着する日」を意味しますが、使われる場面がビジネス寄りです。請求書、発注書、卸取引の書類などで見かける言葉で、一般の通販サイトではまず使いません。

1つのShopifyストアでBtoCとBtoBの両方を扱っている場合、ここは押さえておく価値があります。消費者向けの商品ページで着荷予定日を使うと硬すぎ、卸の請求書でお届け予定日を使うと軽すぎる印象になります。

配送業者ごとの表記の違い

業者間で表記が統一されていないことが、お客様が混乱する大きな理由のひとつです。

配送業者追跡画面での主な表記
ヤマト運輸お届け予定日時(日付+時間帯)
佐川急便お届け予定日
日本郵便お届け予定/配達予定日

日本郵便の配達予定日にご注目ください。「配送」ではなく「配達」を使った5つめの表記で、配達という行為そのものを指します。ストアフロントに配送予定日と書いてあり、お客様がたどり着いた追跡画面にお届け予定日時と書かれていれば、2つの異なる日付を伝えられたと受け取られてもおかしくありません。

実務上の原則:主に使っている配送業者と同じ表記を使うこと。 近い意味の言葉のどれを選ぶかよりも、表記が一貫していることのほうが重要です。

Shopifyストアでどう扱うか

ここまでの内容から、3つの判断が導けます。

  1. 商品ページには出荷日ではなく到着予定を表示する。 出荷準備期間+配送日数で算出し、土日と日本の祝日を除外してください。ゴールデンウィーク、お盆、年末年始を考慮しないと、需要が集中するまさにその時期に予定日が的外れになります。
  2. 注文確認メールでは発送予定日を使う。 ラベルを明記し、出荷日と到着予定が2つの競合する日付として並ばないようにします。
  3. 重要な商品では日時を選べるようにする。 ギフト、生鮮品、置き配や時間帯指定が必要な商品では予定日の表示だけでは足りません。配送日時指定ピッカーを用意し、お客様自身に指定してもらいましょう。

あわせて読みたい

OrderRules は、祝日を考慮したお届け予定日を商品ページに表示し、チェックアウトで配送日時を指定できるようにします(国内配送業者の時間帯テンプレート付き)。Advanced プランでご利用いただけ、14日間の無料トライアルがあります。

よくある質問

発送予定日とは、ストアが商品を配送業者に引き渡す予定の日、つまり出荷予定日のことです。お客様に届く日ではありません。出荷準備に1営業日かかるストアであれば、月曜日の注文の発送予定日は火曜日となり、到着はさらにそこから1〜3日後になります。

配送予定日とは、荷物が配達に回され、受取人のもとに届くと見込まれる日のことです。日本のECではお届け予定日とほぼ同じ意味で使われますが、配送は業者による輸送区間を、お届けはお客様への引き渡しをそれぞれ強調した言い方です。

発送予定日は商品がストアを出る日、お届け予定日はお客様に届く日です。その差が配送日数で、国内であれば通常1〜3日、北海道・沖縄・離島ではさらに時間がかかります。お客様が到着日を知りたいときに発送予定日を表示してしまうことが、実際には遅延していないのに「まだ届かない」という問い合わせを生む最大の原因です。

着荷予定日とは、商品が到着する予定の日を指し、主にBtoBや物流の文脈で使われる表現です。意味はお届け予定日と同じですが、通販サイトではなく、請求書・発注書・卸取引の書類などで目にする言葉です。

お届け予定は、お届け予定日を短くした言い方で、意味は同じです。日付そのものではなく「配達の見込み」全体を指す場合もあり、日本郵便の追跡画面などで使われています。

一般消費者向けのストアフロントではお届け予定日を使ってください。お客様が知りたいのは到着日だからです。発送予定日は、出荷日そのものが有用な情報である注文確認メールで使い、着荷予定日はBtoBや卸向けの書類に限定します。到着予定と出荷日を、区別せずに両方表示することがお客様の混乱を招きます。

違います。しかもその差はごくわずかで、かえって分かりにくくなっています。ヤマト運輸はお届け予定日時(日付と時間帯)、佐川急便はお届け予定日、日本郵便はお届け予定および配達予定日を使っています。自社が主に使う配送業者の表記に合わせるのが、お客様の混乱を防ぐいちばん確実な方法です。

保証ではありません。出荷準備期間と配送日数から算出した見込みであり、天候や、お中元・お歳暮、年末年始などの繁忙期にはずれることがあります。日本のお客様は誠実な範囲表示であれば受け入れてくださいます。信頼を損なうのは、断定的な1日だけの日付を出しておいて、それが外れることです。

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